3日午前10時50分ごろ、松江市西川津町の島根大学から、「男性職員がふらふらしている」と119番通報があった。学内から回収した実験廃液を運び出す作業をしていた大学職員の小澤崇良(たかよし)さん(50)=松江市美保関町=が病院に搬送されたが、軽症とみられる。
同市消防本部は現場の環境安全施設の廃液処理タンク付近で、労働安全衛生法で定める作業環境基準(10ppm)の12.5倍以上の硫化水素を検出した。島根県警は付近の道路を通行止めにして、学生や教職員に避難を指示し、数百人の学生や教職員がキャンパス内の体育館に避難した。
県警や島根大によると、小澤さんは同施設でホースを使って廃液を運び出す作業していたとみられ、駆けつけた同市消防本部の救急隊員に「液体の廃棄作業中に硫化水素のようなガスを吸った」と話したという。県警は作業中に硫化水素が発生したとみて調べている。
asahi.com
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