政府が日銀副総裁候補として渡辺博史・一橋大教授を提示したことについて、民主党の山岡賢次国会対策委員長が提示前に渡辺氏に電話をかけ、民主党の対応などを伝えていたことが8日、わかった。
複数の自民党幹部が明らかにした。
8日午前の自民党役員連絡会後に、伊吹幹事長ら主要幹部が日銀総裁人事について話し合った際、話題になった。自民党幹部によると、山岡氏は渡辺氏と直接会話はせず、留守番電話に「民主党は反対するとお伝えしておく」などと伝言を残したという。
これに関連し、自民党幹部は8日、「人事案の決定前に、国会議員が候補者に反対だと直接伝えるのは、辞退するよう政治的圧力をかけたようなものだ」と語った。
山岡氏は、財務省出身の渡辺氏の副総裁起用は、天下り人事にあたるなどとして反対する考えを示している。
(2008年4月8日14時31分 読売新聞)
この人達って、仕事してるの?
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