![]() ![]() ![]() ![]() 【ワシントン=勝田敏彦】英豪華客船タイタニック号が96年前、北大西洋上で氷山に衝突してから短時間で沈んだのは、鉄板同士などを結ぶ鋲(びょう)の品質が悪かったためだったとの研究結果を米国立標準技術研究所(NIST)の金属学者らがまとめ、出版した。船の製作を急いだ造船会社が低品質の鉄材を注文していたというが、当の造船会社側は否定している。沈没の日付に合わせ、米紙ニューヨーク・タイムズが15日付で報じた。
NISTのティモシー・フェッケ博士らは、タイタニックの残骸(ざんがい)に残っていた鋲の品質を調べるとともに、造船会社の記録を調査した。その結果、高品質の鋲は船体中央部だけで使われ、船首と船尾は強度で劣る鋲が使われていたことが判明。高品質の鋲が船全体で使われていれば、沈没まではもっと時間がかかり、多数の乗客が救助できたはずだとしている。 タイタニックを製造した北アイルランドの造船会社が、同時に姉妹船2隻の製造も頼まれており、最高品質の鋲や熟練工が不足していたという。同紙の取材に造船会社は「鋲の品質に問題はなかった。姉妹船の一つは24年間無事に運航できている」と反論している。 タイタニックは、英南部サウサンプトンで乗客約2200人を乗せてニューヨークに向かっていた。事故で約1500人が死亡したとされるが、氷山に衝突後、わずか3時間ほどで沈没した理由は完全には解明されていない。 PR ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 政府が日銀副総裁候補として渡辺博史・一橋大教授を提示したことについて、民主党の山岡賢次国会対策委員長が提示前に渡辺氏に電話をかけ、民主党の対応などを伝えていたことが8日、わかった。
複数の自民党幹部が明らかにした。 8日午前の自民党役員連絡会後に、伊吹幹事長ら主要幹部が日銀総裁人事について話し合った際、話題になった。自民党幹部によると、山岡氏は渡辺氏と直接会話はせず、留守番電話に「民主党は反対するとお伝えしておく」などと伝言を残したという。 これに関連し、自民党幹部は8日、「人事案の決定前に、国会議員が候補者に反対だと直接伝えるのは、辞退するよう政治的圧力をかけたようなものだ」と語った。 山岡氏は、財務省出身の渡辺氏の副総裁起用は、天下り人事にあたるなどとして反対する考えを示している。 (2008年4月8日14時31分 読売新聞)
この人達って、仕事してるの? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <ドジャース5-0ジャイアンツ>◇3月31日(日本時間4月1日)◇ドジャースタジアム ドジャース斎藤は3人で開幕戦を締めた。5点リードの9回に登板。打者3人を二ゴロ、空振り三振、投ゴロに抑えた。最速93マイル(約149キロ)をマークし危なげない内容。キャンプから右ふくらはぎ痛、左臀部(でんぶ)の張りで調整が遅れており、調整の意味合いも込め、セーブがつかない場面で登板した。3年目で開幕戦は初登板。「どんな展開でも行く準備はしていました。開幕は最高ですね。初戦の勝ちゲームで最後を任せてもらえるのはうれしい。(マイナーで開幕を迎えた)2年前は観客席から見ていたからね」と感慨深げだった。 [2008年4月2日 日刊スポーツから] ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席は26日、北京の人民大会堂で、第2回日中ジャーナリスト交流会議の日本側記者団(田原総一朗座長)と会見した。チベット騒乱をきっかけに開会式ボイコット論などが出ている8月の北京五輪について、「五輪は非政治化が原則だ。この原則にのっとり、成功裏に開きたい」と述べた。
「ポスト胡錦濤(フー・チンタオ)」として最有力視される習氏が3月の全国人民代表大会で国家副主席に就任後、日本の報道陣と会見したのは初めて。習氏は北京五輪開催の最高責任者で、「特色のある五輪を成功させる自信がある。五輪史上、世界文明の進歩にとっても重要な意義がある大会である」と強調した。 国民党の馬英九(マー・インチウ)氏が当選した台湾総統選挙の結果については、「陳水扁(チェン・ショイピエン)(総統)が提起した台湾名義による国連加盟を問う住民投票が失敗したことに留意している。台湾名義の国連加盟、独立・分裂活動が人心を得られないことを裏付けた」と述べた。 5月に予定される胡主席の訪日については、「10年ぶりの公式訪問という歴史的訪問だ。双方の努力によって両国関係を新たな段階に進めるものと確信している」と期待を表明した。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 労働組合からの脱退を勧めたJR東海の上司の発言が会社の不当労働行為に当たるかが争われた訴訟の差し戻し上告審で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は18日、JR東海の上告を退ける決定をした。 「発言は部下との個人的関係からではなく、上司の立場からのもの」として不当労働行為と認めた東京高裁の差し戻し控訴審判決が確定した。 同高裁判決によると、中労委は平成13年、JR東海東京運転所の科長が部下に「職場にいられなくなる」などと発言したことを不当労働行為とし、救済命令を出した。 JR側は救済命令取り消しを求め提訴。1審では退けられたが、2審で逆転勝訴した。 最高裁は18年、部下との個人的関係などを審理させるため、東京高裁に差し戻した。 ![]() ![]() ![]() |
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