昨年8月の安倍晋三内閣による内閣改造で、矢野哲朗参院議員は「入閣確実」といわれながら悲願の吉報は届かなかった。
今回の内閣改造でも、参院自民党の推薦枠に入っているが、果たして…。
1日早朝、東京・麹町の参院議員宿舎。記者が1階ロビーから電話で直撃すると、矢野氏は「今日は休養日にあてている。外出予定はないので、宿舎にいる」と淡々と語った。
昨年の内閣改造は、矢野氏にとって悲劇だった。
3年間にわたって参院国対委員長として野党との強調路線を進めた手腕を買われ、矢野氏は入閣の最有力候補と位置づけられていた。
改造当日、矢野氏は議員会館の自室に皇居での認証式用のモーニングをつるして待機した。多くの報道陣も招き入れ、「電話が来なかったらどうしよう」などと冗談を飛ばしていたが、結局、官邸からの電話は鳴らなかった。
その後、矢野氏は安倍首相に電話で25分にわたって不満をブチまけたとされるが、この無念を福田康夫首相はくんでくれるのか。
ZAKZAK 2008/08/01
祭りですね
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